2010年11月22日

就職難でも人材難。

就職氷河期と言われる今でも中小企業における有力大学卒の採用はなかなか難しいようだ。

厳しいこと申し上げるようですが、上場企業ばかりに目が行っている学生にはあまり同情するつもりはない。中堅企業でもよい企業は多いし、大企業よりも、細分化された業務ではなく多くの幅広い業務を担当しなければならないことから、実力はむしろ中堅企業の従業員の方が高いこともある。上場企業の法務の若手が出てくると正直、弁護士からも対応に相当気を使うことがあることは否定できない。また、最近は、自分の企業のサービスを正確に理解てきていない従業員も多く、サービスを受ける側からすれば、もうこんな企業とは取引したくないと思ってしまうこともある。

優秀な人材こそむしろ中小企業に行きそこでの成長可能性に挑戦してもらいたい。大企業であれば寄らば大樹の陰で守ってくれると勘違いしている人は大企業に行っても成功するとは思えない。厳しいのは分かります。でも、自分の可能性が他にもあることを忘れないでください。一部上場企業でなくてもこれから成長可能性を持った企業で自分を磨くことの方がはるかにやりがいもあるし、実力も付くと思う。プラス思考で頑張ってほしいものです。

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posted by NAY at 01:50| 中小企業支援

2010年11月15日

営業秘密に係る刑事訴訟法の改正議論

法務省は、営業秘密保護のための刑事訴訟手続きの在り方研究会第1回の議事録を公表しました。営業秘密の侵害を刑事手続で処罰するインセンティブを確保する重要な改正ではあるものの、一方で、その濫用も考えなければならない。技術の有用性などどこまで、警察で捜査できるのか。また、公判での秘密のコントロールは当事者の申立等のイニシアティブが確保されるのか。今後の改正の動向について注目です。

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posted by NAY at 15:21| 知的財産

2010年11月10日

不況下で生き残っている企業に学ぶ知財・法務戦略

リーマンショック・円高と度重なる不況下に生き残った企業に共通して言えることは、今ある売上げを守れることだ。これは営業的な観点からは当然であるが、私がお話したいのはそのお話ではない。

基本的な債権回収に始まり、共同研究開発時の情報管理方法、自社開発の知財戦略、これらに全くコストをかけていなかった企業に関しては、その企業のコアとなる経営資源を守れずに、倒産ないし売上の大幅減少、自社のモノ作りから下請けへの格下げなどの憂き目にあっている例は少なくない。一部製造業の利益率の低下の要因になってもいる。

では、専門家に相談すればいいのか。法律又は特許、意匠、商標といった産業財産権を活用すればいいのかそれだけでは足りない。これらを複合的かつ有機的に活用して、自社でかけられるコストにも目を向けながら、戦略を練らなければならない。契約1つをとっても、企業の実情に応じて継続的かつ統一的な戦略が現れるというものです。知財戦略も、技術分野や最終製品の特性によっても全く異なってくる。
特許戦略なのか、ブラックボックス化なのか。1つ1つの企業によって最終的な戦略は異なってくる。

実際、私の場合、顧問先に対しても、人員、製品の特性、コスト感覚、技術の状況に応じて、企業毎に異なるアドバイスになっている。
私の顧問先に限らず、多くの成功例では、共同研究開発を行った後、研究開発のパートナーと自社製品化を実現したり、不当な要求に屈することなく、自社の技術上の情報資源を確保することに成功している企業があり、企業防衛に成功し、経営環境が厳しくても大きく負けるリスクは最小限に抑えられている。ベンチャーや中小企業は、このことをより理解してもらいたい。

私は、弁護士業務のみに拘泥せず、日本の底力を支援するために、あらゆる側面で、全力を尽くします。


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posted by NAY at 13:24| 企業法務全般

2010年11月04日

またも弁護士殺害事件

何とも痛ましい事件が今度は秋田で発生した。弁護士の自宅での惨事のようですが、警官の誤認も殺人事件へとつながってしまった可能性も否定できないようです。何とも痛ましい事件です。被害にあわれた先生のご冥福をお祈りいたします。

このような事件が続く以上、弁護士の事務所でのセキュリティのみならず、余計な個人情報を開示するべきではないのかもしれません。昨今、家族の写真や、子供の写真をWEBに掲載している先生も多くいらっしゃるようですが、個人的にはよくできるなと思います。TwitterやFacebookで位置情報を公開している人なども気をつけるべきではないでしょうか。ブラジルなどでは、このような位置情報を使われ犯罪の被害者になってしまった事例もあります。日本においてもいつまでも治安が良いなどとのんびりしたことは言っていられない。

特に弁護士は紛争を扱うのですから心してかからなければいけません。以前から弁護士の業務というものは、危険と隣り合わせになることも否定はできない。常日頃危機管理も意識しておかねばならないと思っています。

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posted by NAY at 23:50| 日記

2010年11月02日

農水省、JAS法に基づく指示・公表指針の運用改善

農林水産省は、JAS法に基づく指示・公表の指針の運用改善等について公表しています。

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posted by NAY at 21:18| 日記

2010年10月29日

公正取引委員会、下請け代金減額の禁止に関する勧告

平成221021日、公正取引委員会は、トステムビバに下請代金の減額の禁止(下請法413号)に違反する事実が認められたとして勧告しています。

 

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posted by NAY at 12:26| 日記

経済産業省、個人情報漏えいについて 聴取

経済産業省は、個人情報の漏えいに関して情報サービス事業者ネオビートから報告を徴収しています。

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posted by NAY at 12:14| 情報リスクマネジメント

2010年10月12日

新ジャスダックが発足

大阪証券取引所が運営する新興企業向け市場のジャスダック、ネオ、ヘラクレスを統合した新「ジャスダック」市場が12日発足し、取引を開始した。昨今、新興市場を揺るがす大きな事件も発生しているが、新ジャスダックの市場が新たな新興市場として成長していくことを願います。
 

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posted by NAY at 12:11| IPO(株式上場)支援

2010年09月15日

エフオーアイ巨額粉飾事件 社長逮捕

金融商品取引法違反の疑いで、半導体メーカー「エフオーアイ」の社長である奥村裕氏がついに逮捕された。(TBSニュースでの報道)エフオーアイは去年10月、東証マザーズに上場する直前に提出した有価証券届出書に、海外の半導体メーカーから受注があったなどとして売上高を水増しし、ウソの記載をした疑いが持たれている。さいたま地検の発表によると、売上高は実際には約3億円だったが、約118億円に粉飾していたとされている。上場廃止、破産などエフオーアイのニュースは責任追及の問題に発展してきた。真実の究明が望まれる。
円高の影響でキャピタルマーケットの状況は化なら自すも芳しくないが、不必要に日本市場の信用を害することはあってはならない。事実であれば、我が国においても前代未聞の巨額粉飾であるし、新興市場の信用を著しく害したと言わざるを得ない。この責任は軽くはないと思います。

 

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posted by NAY at 18:07| IPO(株式上場)支援

2010年09月10日

掲載されない自由 食べログ提訴の報道から

食べログに掲載された飲食店が、掲載の削除を止めて提訴した。(報道参照)記載内容等は不明ではあるが、誹謗中傷ではない事例ではあるが、店のメニューや外装が更新されていない点が問題にされているようだ。このような事例において裁判所がどのような判断をするか注目したい。もっとも、食べログの掲載情報は、写真などはいつ掲載されたものかなどの記載は有るようなので、原告側がどのような理論構成にも工夫が必要かもしれない。
 
インターネット上においては、一度掲載されると自己情報をコントロールする権利としての削除できる権利、訂正できる権利が必ずしも保証されない結果となる事例も多く今後議論していかなければならない問題と思う。今回の事例は別としても、一般論としては、情報の性質・掲載された情報が事実と異なる場合の影響度合いに応じて、一定の範囲内で情報の削除修正はできるべきと考えるが、裁判所が今回のような事例でどこまで踏み込んだ判断がなされるか注目である。

 

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posted by NAY at 19:53| 電子商取引/IT/コンテンツ