2007年12月26日

ベンチャー企業の仲良し経営の落とし穴

 創業時は顔の知れた友人同士で企業を立ち上げる。そんなベンチャー企業は多いかもしれません。しかし、これを逆手にとって反社会的勢力がベンチャー企業を食い物にする例があります。確かに気の知れた人間同士で企業経営することは良いことのように見えます。しかし、企業経営というのは一定の緊張感があるものです。仲良しお友達経営ではその緊張感を欠くばかりか、学生時代の遊び仲間だったから、という理由で、人材を経営に参加させていないでしょうか。このような判断ではリスクを回避するためのフィルターは働きません。反社会的勢力は、一見まともに見える人間を送り込んでくることもありますし、しかも学生時代の友人という場合は、なかなか縁故で人を雇うと小規模な段階ではなかなか辞めてもらう心理が働きにくいことを彼らは知っているのです。
 いったん反社会的勢力に足を踏み入れた人たちのなかには、平気で友人をヤミ社会に売り飛ばすことを行います。特にベンチャー企業の経営者の皆さんは、遊び仲間だったからという仲良し経営の落とし穴に十分に気をつけてください。

 このようなことからすれば、コンプライアンス体制が不十分なベンチャー企業において、たとえ友人であったとしても、初期段階で株式の分散することはお勧めできません。株式の分散は本来、信頼関係が醸成されてから行うべきだと思います。また、株式によらなくても、やけに単価の高い取引を持ちかけてきたりしているなら、きちんとしたコスト意識に基づいて、そのような取引の誘いにのらないようにしてください。。
 

 
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posted by NAY at 02:53| 企業経営理論