2007年10月17日

事業承継税制、中小企業の相続税大幅減?

 中小企業の事業承継を税制面からバックアップするため、事業承継に伴う非上場の同属会社株を相続する場合は、課税課各の8割以上を減額するとの2008年度税制改正案が政府与党で検討されているようです。日経新聞をご覧になった方はご存知かと思います。
 中小企業の事業承継については、株式等の経営資源の分散をいかに次世代の後継者である経営者に集中させるかが1つの重要な課題となっており、経営資源に税務メリットが得られることは重要なことと思われます。税収とのバランスであまり節足に制度設計を行い対象となる中小企業があまりに少なくなってしまう結果とならないような議論が期待されます。
 
 もっとも、事業承継は、税務だけで解決できる問題ではありません。現実には、事業を承継する後継者不足が深刻な問題となっているのも実状ですし、相続法制や会社法の事業再編制度の活用など法律問題も多く発生します。多くの専門家が連携してこの問題に取り組む必要があると思います。事業承継も内部統制と同じで各種コンサル等が大騒ぎしていますが、私はビジネスチャンスという視点のみでこの分野に取り組むことはやや違うのではないかと思っています。日本の技術を支える中小企業を守りたい。中国などの外国の中小企業にはない国内の強い中小企業同士の連携を守り、日本経済の縁の下の力持ちである皆さんを支える。そんな風に考えなければいけない分野であると考えています。
 
 
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posted by NAY at 18:19| 相続・事業承継