2011年02月13日

ロクラクU最高裁判決

 最高裁判決では、「複製の主体の判断にあたっては、複製の対象、方法、複製への関与の内容、程度などの諸要素を考慮して、誰が当該著作物の複製をしていると言えるかを判断するのが相当」だとした上で、放送番組の場合にはアンテナで受信した放送を機器に入力しなければサービスとして成立せず、この行為はサービス提供に不可欠な「放送番組の複製の実現における枢要な行為」であり、サービス提供者が複製の主体であると解するのが相当だと指摘し、原審判決を破棄して、審理を知財高裁に差し戻した。まねきTVの判旨よりかはましなのだが、やはりこちらも、射程範囲についてもう少し議論が必要だ。最高裁判例解説を待ちたい。

 最高裁判決(PDF)
 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110120144645.pdf
 知財高裁判決(PDF)
 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20090224172114.pdf
 東京地裁判決(PDF)
 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080529122138.pdf

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posted by NAY at 00:09| 電子商取引/IT/コンテンツ