2010年12月06日

弁護士増員論の是非について

LAWYERSという雑誌に、増員論の是非についての論考が複数寄せられていたが、どのかたも就職難に苦しんでいる現場からは程遠い方々のコメントばかりだったのが残念だ。増員の方向性自体は私も反対ではないのだが、この記事の一部の先生においては、大上段から構えた天空からの理想論ばかりが羅列されていて、いかがなものかと思った表現もいくつかあった。地方公共団体とかNPOに行ロースクールで大金はたいて、そのような進路に進む人がどれだけいるのかというおよそ非現実的なコメントを何度も見て、残念に思った。

一方で、国際化のために増員については、私も反対しない。法曹の業界でも、大手事務所などで国際化は進む一方だが、ロースクールの段階から、このような分野の指導をすればよいのだが、本格的にここまでの教育ができる大学も少ない。MBAとかであれば、海外の大学等との交換留学制度なども充実しているのだが、大学が海外の事務所や大学のLLMコースなどともっと連携するなど法科大学院という小さい枠組みの中だけで物事を考えずに革命的な工夫をして独自性を出してほしい。既に弁護士になっている者も行きたいと思うくらいの法科大学院を作ってもらいたい。

御相談、顧問弁護士のご依頼、お問い合わせはこちら
naylaw16をフォローしましょう 
posted by NAY at 22:53| 日記