2010年08月24日

文化審議会著作権分科会基本問題小委員会開催

文化庁長官の諮問機関で著作権制度の根本的なあり方を議論する文化審議会著作権分科会基本問題小委員会の最終会合が2010年8月23日に開催されました。
 
これまでの議論をまとめた報告書を承認しています。基本小委はデジタル機器やブロードバンド回線が広く普及した現状を踏まえ、著作権という制度そのものをどのように変革するかといった、抜本的な議論を行うことを目的としており、今回までに9回の会合が開かれて議論が進められていました。
 
しかし、この日まとまった報告書では、現行の著作権制度のもとで、これまで争点となっていた複数の課題を掲載し、引き続き検討していくとの表現にとどまり、当初目指していた著作権制度に対する新たな提言までにはいたりませんでした。各ステークホルダの調整にもまだまだ時間がかかりそうです。IT技術の進化、コンテンツの利用形態の大きな変化が矢継ぎ早に進んでいるにもかかわらず、このようなペースでよいのでしょうか。著作権制度のガラパゴスにならないことを祈ります。
 
なお、配付資料が文化庁サイトに掲載されています。
 

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posted by NAY at 17:29| 知的財産