2010年06月20日

紛争化させない実務

様々な分野で他士業や金融機関、事業会社と協力して案件を解決していく事案の方が、最終的に関係者が利益を受ける気がする。本当に企業のため、又そのステークホルダーにとって、利害が対立せず有益なのであれば、紛争ではなく利益の調整を行い、紛争前に解決し、さらなる成長を目指す方がよいに決まっている、しかしながら、弁護士の中にそれを理解していない人も多い。喧々諤々の紛争を行い、企業を倒産させることになった場合、労働者、株主、債権者も究極的には、傷を負うことになってしまう。
 
もちろん、窮地に陥った責任の所在を明確化することは大事ではあるし、末期症状で交渉での対応が不可能な事例があることは否定しない。しかし、そこまでなっていない事例で、紛争化させてしまっている事例が多い気がしている。ぎりぎりまで紛争化させないスタンスで交渉することができる弁護士がもっと増えてもらいたい。権利のみを主張するのではなく、相手方と共通の利害を見つける作業も交渉戦略の中では重要と思う今日この頃である。
 
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posted by NAY at 01:16| 企業法務全般