2010年06月05日

製薬特許とその期限切れとマーケティング戦略

製薬会社の特許の期限切れがせまり、後発医薬のマーケティング合戦が始まっている。製薬の場合、研究開発から実際に臨床試験等を経て、実用化に至るまでには、時間も費用も莫大にかかる。特許法上一定の配慮はあるものの、やはり、莫大な研究開発費を回収するためのサイクルを無視はできない。特許を取れば何とかなるのではなく特許の限界をどのようにビジネスで補うかが非常に工夫が求められる業界の1つである。
 
 特許を取ればよいわけではない。中小企業の中には、特許がとれただけで、海外で公開後にガンガン模倣され挙句の果て海外で権利を取得されてしまうような事例もあり、せっかくの制度を生かし切れていない企業を多く見かける。製品開発において特許出願をするにしても、研究開発から、公開までの期間にどこまで事業化を進められるか。もし間に合わないのであれば関連特許の出願や周辺技術またはコア技術のノウハウとしての管理など、様々な戦略を駆使して対応しなければならない。

 

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posted by NAY at 01:15| 知的財産