2010年04月28日

PL法と説明書の記載

22日、仙台高裁で、携帯電話をポケットに入れて炬燵に入り、足にやけどを負ったとして被害者が電話機製造メーカ損害賠償請求自他事件で、仙台高裁は、請求を退けた一審判決を取り消して、メーカの一部敗訴の判断を行った。低温やけどのようですが、携帯電話との因果関係を認め「ポケットに入れたまま炬燵で壇をとることを説明書で禁止したり、危険を警告する表示をしていない」とし、「製造物が通常有すべき安全性を欠き、製造上の欠陥があると認められる。」とした。


うーむ。普通、携帯電話を入れたまま炬燵に入ることは通常の使用法とは到底思えず、通常有すべき安全性欠いたといえるのでしょうか。事案の詳細は不明ですが、このようなことまで想定して説明書などに危険表示をしなければならないのはやや行き過ぎのように思います。


もっとも、いらぬトラブルを防ぐためには、説明書の危険表示はPL法との関係でも無視できません。また、このような判断が出た場合、一部PL保険の中には説明書の記載漏れについて保険の対象外になる場合もあるので、メーカーの企業はは注意が必要です。


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posted by NAY at 00:03| Comment(0) | 企業法務全般
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