経済産業省の営業秘密管理指針の会提案に関しパブコメが募集されている。今回は、中小企業の営業秘密管理に関し一定の配慮を示しているようですが、中小企業が不正競争防止法上の保護を受けられるまでに到達する秘密管理の程度のハードルは決して低くありません。また、一方で、営業秘密としてブラックボックス化しても、ライバル企業に同じ技術に関し特許を取得されてしまうリスクも考えなければいけません。営業秘密の秘密管理を徹底するのみならず、先使用権の確保のための証拠保存などにも十分配慮していく必要があると思います。特許とノウハウとの関連やオープンイノベーションによる知財戦略など、私は単なる裁判対応や契約チェックの顧問業務ではなく、製造業を中心とした知財戦略などにも配慮して活動を行っています。今後も最新の情報を提供し、現場のアドバイスにも生かしていきたいと思います。
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2010年02月18日
経産省、営業秘密管理指針改定パブコメ
posted by NAY at 01:04| Comment(0)
| 知的財産
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