2009年11月25日

法とコンピュータ学会に参加いたしました。

11月21日、大妻女子大学で法とコンピュータ学会が開催されました学会の発表に登壇されたのはいずれも業界では著名な方々ばかりで、大変参考になるお話が聞けました。昨今話題となっているグーグルブックサーチの和解修正についても森濱田松本の松田政行弁護士から解説があり、詳細はNBLにも掲載されるとのことです。
 
講演者の議論でもありましたが、この和解で日本の出版物の多くは対象から外れましたが、掲載されたものについて削除を求める場合は、訴訟での対応になる可能性があるなど不利な点も全くないわけではないようです。この和解案も今後ヨーロッパや米司法省等の指摘を受けてさらに修正される可能性もあるかもしれませんが、引き続き注視していく必要がありそうです。
 
この点、デジタル化される前のアナログ時代の英知の結集である本がすべてデジタル化され検索されるようになった時の情報へのアクセス容易性は格段に向上します。この利便性が、日本の書籍については享受できない場合、やはり技術革新などへの影響は否定しきれません。グーグルという一民間業者にすべてを任せてよいわけではありませんが、著作権法改正による国立国会図書館でのデジタル化された書籍のデータベースの活用法など、情報アクセスを容易にし、情報を容易に利用できるという国民の利益が失われないよう新たな答えが求められているように思います。
 

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