2009年03月13日

著作権法の改正案衆議院提出へ

 3月10日に著作権法の一部を改正する法律案が衆議院に提出されました。すでに、本年1月に文化審議会著作権分科会報告書が公表され、様々な論点が検討されてきたところですが、今回の改正の概要は以下の通りです。詳細は、文化庁のウェブサイトをご確認ください。
 
 インターネット等を活用した著作物利用の円滑化を図るための措置
・インターネットでの情報検索サービスを実施するための複製
・過去の放送番組等をインターネットで二次利用する際に権利者が所在不明等である場合の利用
・国立国会図書館における所蔵資料の電子化
・インターネット販売での美術品等の画像掲載
・情報解析研究のための複製
・送信の効率化等のための複製
・電子機器利用時に必要な複製
 
2 違法な著作物の流通の防止
・インターネット販売等で海賊版と承知の上で行う販売の申し出は権利侵害とし、罰則も設ける 
・違法なインターネット配信による音楽・映像を違法と知りながら複製することを私的使用目的でも権利侵害とする。
 
3 障害者の情報利用の機会の確保
・視聴覚障害者向け録音図書が作成可能な施設を公共図書館等にも拡大
・聴覚障害者のための映画や放送番組への字幕や手話の付与を可能にする措置
・発達障害等で利用困難な者に応じた方式での複製も可能にする措置

 
施行期日は現時点では、平成22年1月が予定されているようです。 

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posted by NAY at 18:36| 知的財産